倫宮をたずねよ〔いちの利休〕
ジーン二ストは闘牛ですが
ジーンズは陶芸に似ています。
磁味、歪み、渋み,かけはぎ、名品、匠、そもそも日用品出身、そして凄い価格設定
あめや長次郎の器は1億するそうです。
リーバイスネバダモデルは一千万円ですか、、、、負けているけど、
もしジェームスディーンの履いていたリーのジーンズ現物なら三千万円くらいしてもおかしくないですよ。
陶器の値打ちをグンと押し上げたのは千利休でしょうね。
利休は『美とは私が決めること、私が選ぶことです。私が選んだ品に伝説が生まれます』と小説内で言い放ちました。
ユナイテッドアローズとかセレクトショップの代表が座右の銘にしそうな発言です。
目利きという言葉があるんですが、そういう人にかかると、器の歪みが味か素人芸か失敗かは一目瞭然だそうで、、、、
自分はせいぜいヤフオクの小さな写真から復刻版か本物ヴィテージかを見抜く程度ですがね。
家ではジャージや
利休はなんと、わざと陶器の端を欠いたり、割ったりもするそうです。
ダメージ加工モデルの発想です。元祖か。
でも利休が手を加えると何故かぐんと価値が上がるそうです。
なんでもない籠や桶や節のある竹を芸術品に変えます。安い道具から芸術品へ
錬金術といえるでしょう。
なんでもないないようなことが、、しあわせ
基本ワッペンを貼るだけでぐっと服の表情が変わります。もう服を買う特に改造後のイメージはだいたいできてます。が、思わぬ好位置が偶然みつかったり、、、ワッペンは昔横田基地ルート16沿いの古着屋で払い下げ品をよく買いました。
元値は上から買値は380円、380円、1500円です。自分は安くても、ブランドや品質は上級品を選びます。
おととい買ったばかりのセーター。親に海軍司令官か、と言われました。
自分もかつて試みに古着屋で商品を置いて貰い、売れたら3割店に払う、というシステムを使った事があります。期限は2週間、値段設定は自分でします。
これにより、4千円で買ったジーンズを改良して、、、、6千円で売りました。
ショバ代を払うと200円の儲けでした。
そう、、、馬鹿です。
そうだよばかだよ~
しかし買い値と売り値は違うんです。
たぶん相場で4倍以上は違います。
10万円で買った物をいざ店で売る時は2万5千円がいいところでしょう。
だから普通に買い取りをお願いしたら4千円のは千円以下ですね。
いや、つぎはぎとかダメージ扱いで、0円の可能性大です。
ざっつおーる!
自分の中では大満足でした。もっと高く設定するのはうしろめたかったです。
いいと思って買ってくれた人に200円あげたい程ですよ。
この千利休との絶望的スケールの差はどうでしょうか、、、いちの利休ほどです。
いかんともしがたいです。
でも自分だってこういう見向きもされないダイヤ原石に本来の輝きを与える(思い込み)のが超楽しいので日夜安物買いにいそしんでるのに貧乏性といわれます。
しかし決して月末納期限の税金も払えないで困ってるからだけではないんです。
下はなかなかの自信作、ダウンジャケットは米製年代物。袖もそんなに太くない。
ヤフオクで4千円でしたが、肩あては本皮!パッチのほかに適当な革でボタンフラップを作りました。ワイルドだろ~、な出来映えです。
サイドシームレッドライン号・通称赤ミミ線から脱線が続きました。