最後のJEAN類
なんと江戸時代末のリーバイス社と幕府の交わした証文によるとレビ・ストロース会社と訳していました。これはソレをアレンジしたTシャツ。袖と首周り切っちゃいました。
一瞬の夏by沢木耕太郎という本がありました。
古着屋で一目惚れする事があります。
ブーム渦中のコレクターにはなかなか判別できないモノだと思います。
後輩が話してくれました。彼が小学生だった時、ブームの末期にビックリマンシールが面白いように集まったらしいんです。
ずーっと欲しいのを我慢していた彼は狂喜して友人たちから安く譲って貰った、と。
しかしおおむね揃ったそれらのカードをしばらく悦に入って眺め、、、、、、、『これは何だ?ゴミか』と、馬鹿らしくなり、その場で全部捨てたそうです。
エアマックス95ブームもそうでした。ただの運動靴にたしか15万円以上のプレミアがついたと記憶しています。
当時別の後輩は、「もし末期ガンと宣告されたらエアマックス95を買ってガンガン履きますね]と言いました。
愚かにして非常によくわかる心理です。
さっぱり、、、、、
勿論ジーンズでもリーバイス507が20万円という高値がつきました。エアマックスと同時期ですね。
振り返ると1995、6、7年は奇妙な時代でした。
ロンバケの時代です。自分は今でも見返す位好きです。
キムタクは気の弱い役が一番かも、です。
こいつは2万3千円でしたが
戦略的に売り手が特定商品を極めて差別化する事により、選ばれたモノが俄然ダイヤの輝きを放つ事が多々あります。雑誌や仲間のもたらす情報でブームが加速して、、、、、そしてソレは品薄になり枯渇すると脅すんです。
ダウンジャケットが出始めた1977年頃、2~3万円しましたが、ファッション雑誌は必ずこう書きました。
[水鳥の羽毛は水鳥の近年の減少で、近い将来枯渇するから高騰必至]
40年後、自分は古着屋で2、3年落ちの上等なダウンジャケットを750円で買うわけです。ユニクロでも新品6、7千円位です。
これは去年1500円で購入後改造
世界中の水鳥は生きたまま羽むしられたか、
大量発生して湖面を白くしたか、どっちかでしょうよ。誰もそういう発言のケツは拭かないんです。
人間が枯渇に弱い事はオイルショックの時のトイレットペーパー買い占めでわかりました。リアルにケツが拭けなくなるとは。
いぶ・みたい、、、、たけだくみこは、かい
XXみたくブームの王が決まると、どんどん飛車角、桂馬、香車とか出てきて、コレクトの目も肥えていき、仲間に差をつけようと躍起になります。楽しい旬という季節。
そして強者どもの夢のあと、、、、ソレは輝いているかどうか。
はてさて。
ドゥニーム紙パッチ66モデルなのに最高す
ジーンズはいわずもがな、、自分はアメカジだけでなく、ヴィヴィアンウエストウッドとかディーゼルも好きなブランドです。
いいのを見るとつい欲しくなっちゃいます。還暦近いのになあ。
あかいちゃんちゃんこ!
迷った時にはもし女性がこの世に一人もいなくなっても要るのか?いや女どころか、地球最後の人類(JEAN類)になってもソレが要るのか?
そう自答して諦めたりします。そこらの葛藤はまた、、、、