赤ミミ好きも耳を疑う話
面白い事を言うつもりが全くないのに知らずに言ってしまう人がいます。
接客業者や報道ニュースキャスターなどは態度が真面目でないと成り立たないので、失言が際立ちます。
今日はクリスマスなので、ジーンズと関係ないけど彼らのすべらない話をふたつ披露します。
先月、大型ス-パーで、うず高く積まれた美味しそうなサンマをみかけたので、イキの良さにセルフサービス用のビニール袋を手に取りトングで5匹入れました。で、レジに向かうと、生真面目そうな男性店員に信じられない一言を言われたのです。
彼はビニール袋をじっと見て「さんま御殿でございますね?」ですと。
これには思わずあっぱれ!と言いそうになった、というのは嘘で、『何言い出すんだ、こいつ』と思わず2秒ほど見つめてしまいました。
御殿でなく5点だったんですが、その言葉に耳なじみがあり過ぎでもう駄目です。事態が判ってくるや、もうこみあげる笑いを堪えるのに必死でした。
彼もおそらく言い放ってすぐにやらかした事に気付いたと思いますね。
下を向いてしまいました。自分はといえば早く誰かに言いたくて、一刻も早くレジを去りたかったですね。
もうひとつは10年も昔の実話です。確か日本一高い鉄道橋で強風のために止まっていた貨車が無人の状態で落下!直下の蟹加工工場を直撃したのです。
キャスターは淡々と読み上げます。「幸い、毛ガ二は出ませんでした。」
じゃあ、何の蟹だよ?ずわいか?たらばか?毛ガニは不幸か?
勿論怪我人と言った事は判ったんですが、なんか無表情で言われると爆笑でした。
ちなみに手紙も毛ガニとイントネーションがよく似てますね。
「生涯たった一度だけ、憧れの女性から毛ガニを貰いました」
ムードが木端微塵に崩壊して心地いい位です。
脱線ついでに次回は洋画の話もしたいですね。
今年はもうジーンズは買わないでしょう。
70505とドゥニームで打ち止めですかねえ。